ぱられる♪パラレル♪ぱられる♪
新しい内閣が決定しましたね~
鳩山内閣より若い!!
と、豪語していた割りには・・・
たった1歳ちょっと若返っただけ(--;
なんじゃそりゃ
72・3歳の方々も閣僚に居てるけど・・・
日本の男性の平均寿命は、79歳だよ?
そろそろ身体を労わったら?
やはり、総理で60~65歳 閣僚は60歳以下ぐらいで、自分達のやった政治の結果が現れる10年後に、その責任を持てる世代に、日本を動かして欲しいものですね。
ま、どっちにせよ。
とりあえず頑張ってください。
【ボトルネック】
以前から読む読むと言っていた小説
ボトルネック
2010年『このミステリーが凄い』で、作家別投票第1位にランクインした実力者
『米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)』
なんと今年32歳・・・・
小説家にしては、まだまだ若いね。
乙一さんの様な、想像力を掻き立てる作品を書くタイプの作者ではないけれど・・・
私が小説を書くなら、こんな小説を書きたいなぁ~ って思う。
そんな作品です。
ストーリーを簡単に説明すると、、、
断崖から落ちて亡くなった、恋人の死を弔いに来たリョウは、突風に煽られて同じ場所から落ちた気がした。
が、気が付いたらそこは、自分の住む街。
自宅に帰って見ると、死産で産まれ無かった姉が存在していて、姉が死産した事で産まれた自分が存在しない街だった・・・
もし・・・もしあの時にもう一つの選択肢を選んでいれば?
では無く、自分の代わりに姉が生まれていたら?
そんなパラレルワールドで、自分の存在と言う言葉と向き合う。
登場人物は、何を考えてこの行動を取り、行動の結果が何を生むのか・・・
一人一人の思想が確立していて、初めてリアリティーだと思う。
この作品は、そう言った人の思考の繊細さを、上手く表現している気がするのは、私だけ??(^^;
前回に読んだ小説『プリズム(貫井徳郎)』では、事件を起こした犯人の行動に、一人の人間としての一貫性が無かったけど、ボトルネックは逆にその一貫性が作風なのだと思うよ。
格好良いだけでは無く、妬みや僻み、憧れや欲求・・・
そう言った、心のどうしようもない感情を、喉の渇きをかきむしるかの様に文に起こせれるだけの文才があったら・・・
きっと小説家になっていたね(笑
by imagine-nakagawa | 2010-06-08 23:58 | 徒然日記