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染めてみる??


おはよ~ ございます♪

昨日は、少し温かい日になりました?
今日も少し温かいみたいですよ(^^



たまには、真面目に仕事の話しでもしましょうか?(^^

実は・・・ちょっと気になってたのですが・・・
 『ホームカラーと、美容室で染めるカラー』
これには、大きな違いが有りますよね~
値段??
まぁ~値段では、土俵が違い過ぎて戦えませんね(^^;
違いとは、もちろん〔ダメージ〕と〔ムラ〕です。


          あ、ホームカラーを買って行ったら、美容室で安く染めてくれる。
         そんな所も有るみたいだけど、、、
         論外だからね(--; 
         勉強不足に加え、お客様の髪の今後を考えてない
         同じだと思いたくないから・・・
         そこは お金取って染めてる友達 だと私は思ってます。


ムラは、髪の力が一定で無くなるのです。
明るくなった所=ダメージが多い所なので、強い所と弱い所で流れが一定にならず、ハネや変なクセにも繋がります。
つまり、綺麗にカットしても収まりが変わることが有ります。
もちろん、パーマの掛かり具合いなんかも一定でなくなりますよね(^^


では、、、、

ここで一つ、想像してみて欲しいのですが。。。
  『こげ茶色と橙色を、1色で同じ色にする』
そんな事が、できると思いますか?

まぁ~使うのが黒なら、1色で同じ色になるけどね(^^;
美容室のカラーだと、やりません。。(><
ホームカラーで染めると、素人でも一見では分からないくらいまで、染める事が出来ます。
手書きで申し訳ありませんが。。。簡単な図を作ってみました。
染めてみる??_e0184573_21454197.jpg

上の曲線が、ホームカラーのお薬の反応。下が美容室でのカラーです。
A-求めている色
①-髪から抜けたメラニンの量
②-髪の毛だけの明るさ(一番高い所)
③-髪に入った色素の量
そう!!一番の違いは、脱色力と染色力の違いなのです。
②の差が、『ダメージの差』 とも言えますね。

ホームカラーは、こげ茶も橙色も、1度明るい黄色まで明るくして、2つの色の差を少なくしてから、濃い色素を入れるので、1色で同じ色に染める事ができるのです。
それに比べて美容室のカラーは、ベースをソコまで上げないので、美容師の経験で養った目で、こげ茶と橙色とにそれぞれ別の色を入れて、そろえて行きます。
図だけで見ると、ホームカラーの方がしっかり染まりそうな気がしますよね。
確かに!! ホームカラーのが、染まりは良いかも。。。
髪のメラニンを破壊した分だけ、隙間が空くのもありますが。。。。
コレだけ極端な事をしてるんだし、素人さんでも染めれるって事かもしれませんが・・・
いやいや、美容室でもやれば出来ますよ(><
理屈は単純なのですから。
美容師は、やらない・・・やりたく無いのです。

色素は、髪の中・・・と言うか、生体内に、元々有る物質では無いので、メラニンのように保つことは出来ないのです。
色素は壊れ流れて、いずれ②の明るさ近くまで退色してしまうのです。
また、色を明るくすればするだけ、お薬が強くなるので、入れ物(キューティクル)に傷が付いて穴だらけになってしまうので、色素だけでは無く、髪の毛の栄養さえも流れ出してしまうのです。
髪の毛は、既に死んでいる細胞なので、1度壊れたら元には戻りません。
傷めないように気をつける事と、なるべく髪の構造に近い物質を補ったり、接着剤のような物でくっつけたりして、ひび割れを補っているのですよ。
私達、イマジンのスタッフ達が、髪の毛のケアにかなり気を使っているのは、そう言う訳なんだな(^ω^)b
うちのお客様は、お店でカラーする時、カラー剤を塗り出す前に、ちょっと匂いの違う液体を、水スプレーで噴き付けているのを見た事が有るでしょう?
あれは、髪を守るために、
  『今この髪に何が必要か?』
それを経験で見極めて、栄養を補っているからなのですよん。
数ある栄養素の中から、必要な物を見極めて選ぶ!!
これもまた、美容室でするカラーの利点だとも思うのです(^^

コレは、あくまでも分かりやすく説明した物ですが・・・

イマジンが、髪に気を使っている事、少し分かって頂けましたか?(^^

by imagine-nakagawa | 2011-02-02 05:55 | 徒然日記